2025/1/1

新年から名古屋で初個展
「言の羽 koto no ha」を開催いたします。
【展示情報】
期間 | 2025/1/11(土)ー2/6(木)
時間 | 休日:9時ー22時|平日:10時ー22時
会場 | 土筆 GALLERY SHOP NAGOYA
(アピタ新守山店2F 草叢BOOKS新守山店内)
住所 | 愛知県名古屋市守山区新守山2830
最寄 | JR中央本線[新守山]駅より徒歩5分
在廊 | 1/11(土) 1/12(日) 1/18(土) 1/19(日)

アートイベンターのTSUKUSHIさんから個展のお誘いをいただき、開催することとなりました。
当初より開催期間が延長し、約1か月間の展示となります。
会場は、書店の一角にあるギャラリー。
さて、どんなイラスト展が始まるのでしょうか。
<目次>
言の羽とは

『鶴の恩返し』を読んだことはありますか?
『鶴の恩返し』は、雪山で罠にかかった鶴を翁が助け、その鶴が人間の娘の姿に化け、翁とその妻へ恩返しする日本昔話です。
貧しい暮らしをしていた老夫婦の家で甲斐甲斐しく働く鶴は、ある日、自分の羽を織り込んだ見事な反物を老夫婦に渡しました。その反物は町で高値で取引され、老夫婦は豊かな暮らしができるようになりました。しかし、身を削って機を織る日々で鶴は弱っていきます。やがて、そんな鶴の真実を見てしまった老夫婦のもとから鶴は飛び去っていきます。
「鶴はどこへ向かって、なにをするのか?」
ここから先の創作が、個展『言の羽』になります。
ことば・和歌を意味する「言の葉」の「葉」の部分を「羽」に置き換えた造語のタイトル。
物語の始まりを告げる鶴・羽音が向かう精神世界をイラストで表現しました。
染織の都・京都へ渡った鶴は、生まれて初めて同年の鶴たちに出逢い、下絵師・染師・刺繍師の姿を垣間見ながら自己表現を模索し、自分のための衣を織る決心をします。
『鶴の恩返し』で描写される鶴の生き様を考察
一途な愛、恩返しだと気付かれずに機を織り続ける自負心と美徳への執念を持つ“自分”に嘘が付けない人物像、周囲に弱みを見せることに抵抗がある内面を想像しました。
恩返し後の鶴の姿を私は観たくなりました。
内に秘めた悲しみを解放する染織物語が始まります。

展示作品について
新作は、パネル11点と色紙7点
旧作は、額装10点とパネル4点
計32点の作品を飾ります。

原画の筆跡をよりクリアに魅せ、画面の内と外へ世界観が広がるよう新作はパネルに描きました。
作品には、ポスターカラー・アクリルガッシュ・墨・胡粉・和紙・ジェッソなど様々な画材を1点1点のテーマに添って、使用しています。
原画ならではの煌めきや質感など画面越しでは気付かなかった細部の表現も、ぜひ会場にてご覧いただけたら幸いです!
旧作は、初個展「めぐれ」の展示作品の一部も再び展示します。
旧作から新作への表現の変化や繋がりも楽しめる空間をつくりたいです、、
また、2024年の夏に制作した作品『波紋』『夢衣』も初展示します!
他にも持っていく作品があるので何が来るかお楽しみに💐
【現地特典】1/11(土)ー2/6(木)
🌸ブックカバー:先着500部 /『音色』
・書店さんとのコラボで本をご購入された方(希望者)へ無料で本に巻かれます📚
【現地物販】1/11(土)ー2/6(木)
🌸原画:先着/おひとり様1点まで
・ご購入されたい方は、購入用紙と配送着払い伝票をご記入の上、レジにてご提出とお会計をお願いいたします。
・会期終了後に再来店手渡しまたは、書店より郵送いたします。
🌸複製原画:メインビジュアル『羽音』と『音色』
🌸福袋:ドローイング&新作ポストカード&しおりのセット
🌸グッズ:銀塩アートプリント・A4変形カード・B5変形カード・A5変形カード・B6変形カード・ポストカード・しおり・メガネ拭き・画集めぐれ
お支払いは現金・クレジットカード・電子マネーをご使用いただけます。
後日、SNSにてお品書きを公開します!
【通販】1/12(日)ー2/16(日)
複製原画:数量限定受注生産/TSUKUSHIサイト
グッズ:紫昏たうBOOTH
会期中から会期後に通販も行いますので現地へ来られない方や買い足したい方はこちらから💐
DM配架場所

個展DMを下記の場所に配架いただきました。
※順不同
【愛知】
愛知県美術館/刈谷市美術館/豊橋市美術博物館/
ノリタケの森ギャラリー/世界堂名古屋パルコ/セントラル画材本店
【京都】
京セラ美術館/京都国立近代博物館/京都芸術センター
【東京】
世界堂新宿本店
【大阪】
大阪浮世絵美術館
【富山】
富山県水墨美術館
静まった雪空にはためく少女『羽音』の雰囲気に合わせて、キラキラのパール紙に印刷した個展DM。
ぜひお手に取っていただけたら幸いです❄︎
あとがき
作品の鑑賞を通して、ご自身の大切なものを思い出したり、抑えていた感覚が楽になるような時間になれば幸いです。
会場にてお待ちしております。
在廊:1/11(土) 1/12(日) 1/18(土) 1/19(日)
紫昏たう
人の感覚や思考を開く「晴れやかな光景」を目指して和風少女のアナログイラストを描いています。制作したイラストとテキスタイルを媒体に、展示イベントの企画・参加や広告、装画、キャラクターデザインなど企業や個人とお仕事をしています。
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